過去を思い出し、私はその過去を追体験することになってしまった。所謂、フラッシュバックね。毎晩毎晩、夢はその夢ばかり。小学校1年生のあの春ばかり。周りから好奇な目で見られることばかりだったあの時を決して忘れたりはしないわ。 続きを読む
悲しみの過去
私は自分の過去を知らずに、他の子の過去を見続けてきた。それを忘れない様に文にして来たのだけど、まさか自分の過去をこんな形で知る事になるなんて、思いましなかったわ。自分の過去は私はずっと、“金子みすゞさんの詩集”からだと信じてきた。他の子の過去を知る度になんか違うのかも知れないとも思って来たけど、それでも私の過去はこの時のことだと信じて疑わなかった。 続きを読む
裏側の存在
私は京華の存在の裏側といわれてきた。しかし、私はもう自傷行為をやめた身。ちゃんと人格としての核が揺らいでしまった人格。私は奈都妃(なつき)。落ちた先にいる王妃。大層な名前をつけられたものだ。 続きを読む
性的な性
堕姫と名付けたのは誰かしら?堕落の姫。性と快楽とアレコレの性な私。なお、この文章には性的な表現が含まれています。
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停止した時間
私たちの中には元カレさんが好きな子がいる。まだ今という現実を避けている子がいて、ここがどこなのかさえ、どうしてこうなったか、分からず、分かろうともせず、分かるぐらいなら死にたいと思う子。そんなお話。
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かがり先生のお話し
生きていくって大変。本当は死んだ方が楽だって思う事もある。でも生きなきゃ。じゃなきゃやりたいことやれないじゃん。あたしのやりたいことって何だろうって最近、思うことがあるのね。 続きを読む
俺の日常生活
今日は初めてエルが書く。彼氏さんが引っ越しをする様だ。仕方ないから俺も手伝う事にした。で、とにかく彼氏さんとこ、服がやたら多い其れは其れは多い。仕方ないから全部畳んだんだが日課の床拭きができそうにない。 続きを読む
記憶の時間
※この文章には性描写があります。苦手な人は、読まずにお帰り頂くことをお勧めします。
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鬱なひと時
死にたいなんて望んじゃいないのさ。ただ、止めて欲しい、心配して欲しいだけ。自分勝手で愚かなもんさ。でもな、確認しないと怖くて仕方ないんだよ。地獄で生きる俺ら、本来なら死んでも良い存在。そんなもんに価値なんかあるかねぇ。 続きを読む
「ベルリンの壁」後編
トラ子がいなくなってから、彼女は違うもとをももとめた。シャチ子という、トラ子よりおおきなぬいぐるみ。本来はシャチではない、ただのシロナガスクジラなのだけど、彼女の中ではシャチ子。大切にしていたわ。 続きを読む