水面に映る女が笑った。それを私は見ていた。彼女の手首には無数の傷が。それを彼女は誇らしげに私に見せた。痛々しい傷。滴る血。手当をしたい。でないとこの人は——。 続きを読む
京華
人格「京華」にまつわる記事です。
水の先に
限りなく赤い光が1つ2つと私の足元を照らす。暗闇の中。光るその道の先には全く何も見えず、暗闇の空間だけ。前に進むか、戻るか。答えは進むしかなく、私は前を向いた。 続きを読む
人格達のテーマソング
こんにちは。主人格かがりさんです。今回はあたし達にあるテーマソングをブログで皆さんにお伝えしようと思うよー。 続きを読む
時間が足りない
私達は総勢、40人ほどがこの体の中で暮らしている。その中で、出られるのは一人だけれど、圧倒的な「時間の足りなさ」を痛感している。 続きを読む
この一年で
新曲を作っています。地声ではなく知声君という初音ミクのような機械音声に歌ってもらおうかと思っています。 続きを読む
動画一周年記念しての
小鳥遊京華です。YouTube動画が1周年を迎えての久々のブログになります。ブログの内容としては、まあ、良い感じの話にしようかなと思います。 続きを読む
自殺とそれを許さない周り
『生きた毎日に終止符を』そう言って彼女は自身の胸を包丁で貫いた。そのまま凍結された彼女は今はただのお飾り統括。仕事なんてない。しかし、彼女がいなくなると困るから凍結した。これは3人で決めたこと。 続きを読む
逃げの方法
私たちの人格には「困ったこと、苦しいこと」があると寝たり薬を飲んで死のうとしてみたりする子がいるのだけど、この子がね、全ての逃げる方法を塞がれると新たな人格を生み出してしまうのよ。寝ようにも起こされる。薬の大量服薬をしようにもまた止められる。ではこの子はどうやって逃げるつもりなのかしら? 続きを読む
ロボットになりたかった
弱みを見せたくない彼女。泣くことは許させなかった。動くことを強制され、動けない体に傷を作った。自分に欺いて、心を殺して。 続きを読む
私の発生(生まれ)
過去を思い出し、私はその過去を追体験することになってしまった。所謂、フラッシュバックね。毎晩毎晩、夢はその夢ばかり。小学校1年生のあの春ばかり。周りから好奇な目で見られることばかりだったあの時を決して忘れたりはしないわ。 続きを読む