悲しみの過去

私は自分の過去を知らずに、他の子の過去を見続けてきた。それを忘れない様に文にして来たのだけど、まさか自分の過去をこんな形で知る事になるなんて、思いましなかったわ。自分の過去は私はずっと、“金子みすゞさんの詩集”からだと信じてきた。他の子の過去を知る度になんか違うのかも知れないとも思って来たけど、それでも私の過去はこの時のことだと信じて疑わなかった。

鬱なひと時

死にたいなんて望んじゃいないのさ。ただ、止めて欲しい、心配して欲しいだけ。自分勝手で愚かなもんさ。でもな、確認しないと怖くて仕方ないんだよ。地獄で生きる俺ら、本来なら死んでも良い存在。そんなもんに価値なんかあるかねぇ。