私たちの中には元カレさんが好きな子がいる。まだ今という現実を避けている子がいて、ここがどこなのかさえ、どうしてこうなったか、分からず、分かろうともせず、分かるぐらいなら死にたいと思う子。そんなお話。
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小鳥遊京華@再構成日記
記憶の時間
※この文章には性描写があります。苦手な人は、読まずにお帰り頂くことをお勧めします。
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鬱なひと時
死にたいなんて望んじゃいないのさ。ただ、止めて欲しい、心配して欲しいだけ。自分勝手で愚かなもんさ。でもな、確認しないと怖くて仕方ないんだよ。地獄で生きる俺ら、本来なら死んでも良い存在。そんなもんに価値なんかあるかねぇ。 続きを読む
「ベルリンの壁」後編
トラ子がいなくなってから、彼女は違うもとをももとめた。シャチ子という、トラ子よりおおきなぬいぐるみ。本来はシャチではない、ただのシロナガスクジラなのだけど、彼女の中ではシャチ子。大切にしていたわ。 続きを読む
「ベルリンの壁」前編
私達の中には人がとても苦手な子がいる。その子は人に大切なものを取られたと言う記憶がある。当時の私にはその子の大切な記憶を感触として覚えていたのだけれど今は思い出せない。 続きを読む