選択肢

 侵食していく、喰らわれば、奴の中。毒の様には生きたくはない。侵食を食い止めなくては、ならない。しかし、侵食は勝手に自分を侵していく。防衛本能がうまく起動しない。生きるかゾンビにみたいに生きるのかの選択肢。怖い。喰われていく感じが自分を殺していく感じがする。0か100の自分を。選択肢の世界に引き込まれていく。侵食していく。「友達は自分を守るための物」そんな考え方嫌だ。私はただ楽しく遊びたいだけなのに。

 孤立した子を見た。そうなりたくは無かった。だから、使い捨ての自分を作り出して生きていく。仮面武舞踏会。みんながみんな、使い捨ての駒。利用出来るものがあれば利用していく。こまは駒らしく上手く操って行かなきゃ自分が孤立してしまう。こわい。孤立は怖い。どうせ3年後、6年後にはいなくなるんだから、上手く情報操作して自分を守らなきゃ。言葉は嘘でいい。でも、文字には嘘は付きたくはない。親の様にはなりたくはない。選択肢しいく。これは良いことなのか、悪いことなのか。0と100との世界。利用して生きなきゃ生きれない。でも本当は一生の友達がほしい。欲しいけれど許してはくれない。親の侵食。食うか食われるかの時間。自分が無くなっていく。親の言うとうりに動けば、私は孤立しないで生きて行くことが出来るだろう。カップラーメンを窓から打ち込まれても、気にしないで生きて行けるだろう。

 小学生、中高の友達、みんなが「利用するための物」その為なら嘘も偽りも別にいい。孤立さえしなければいい。話なんて全て嘘。その場が盛り上がればそれで良い。親からの侵食。もう後戻りはできない。様子を見て見て見てその場に属した答え、返事を考えれば良い。と「友だちを奪わないで」だから何?友達なんて使い捨ての駒でしょ。そいつの考えは甘い。言葉に出さずにしなきゃなのに、言葉に出した。甘い。甘い。だから友達を取られていくんだ。

 生きるにあたって必要なのは本音ではない。嘘だ。嘘こそが生きる力になるんだ。もっと周りをみて生きなきゃ。馬鹿正直に生きるなんてしてるから、友達を取られる結果になる。本気で生きなきゃ意味がない。

 親に侵食された子の痛みを知れば良い。

京華

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