カメラアイと解離性同一性障害の考察

 今回もこのエルがこの考察を書かせていただく。医師ではないのでそこは気をつけて欲しいと思う。

:: この考察をお勧めする読者

  • 心理学や異常心理学に興味がある人
  • カメラアイや解離性同一性障害についての研究に興味がある医学や心理学の学生
  • 複雑性PTSDや解離性同一性障害に関する個人的な経験や興味を持つ人
  • 特異体質や脳の発達に関するトピックに興味がある人
  • カメラアイや解離性同一性障害の症状に気づいているかもしれないが、詳細な情報を求める人

:: 本文

 今回の話題はカメラアイについての考察になる。

 まず、カメラアイとは何かということから書いていく。カメラアイ、聞いた事あるけど、知らない人は多いと思う。カメラアイとはカメラのシャッターを切った所だけ切り取って丸暗記してしまうことだ。しかし、それがいつ発動するのか、自在に決められる訳では無いので【テストで勉強しなくていい】なんてことは無い。テストの空欄を丸暗記してしまう可能性もあるので、零点なんてことになりかねないので、やっぱり、自分で勉強をして行かなくてはならないことには変わりない。カメラアイを自在に使えるようになると、それはまた別の言い方になり、【サヴァン症候群】などとの言い方になる。そのため、自在に使えるか、それとも使えないのかにより、言い回しがかわってくるのである。また、カメラアイも、サヴァン症候群も病気ではなく【特異体質】との言われ方をするので、特効薬や、薬などは必要ない。ここまでで、カメラアイの説明を終わらそうと思う。

 次に解離性同一性障害との関係性だが、ここは複雑性PTSDらの観点からカメラアイになり得る人格もいるのでは無いかという考察が出来る。何故なら複雑性PTSDの場合その【トラウマ現象】を何度も繰り返しその場所まで覚えていることが大いにあるからである。しかも、それが自我史の中で何度も起きているので、そこから、本能的に危険を感じた際、脳の本能が、カメラアイと言う特異体質を作り上げたのではないかと仮説出来る。幼少期は特に脳の発達が加速する時期であるため、大人になるにつれてなくなっていく、本能や形成されていく理性の狭間でカメラアイという特異体質を会得しやすいのだと推察できる。その為、解離性同一性障害の人格の中でかなりカメラアイを持っている人は多いのではないだろうか?気づいてないだけでかなりの解離性同一性障害の人には備わっている特異体質が多くあると思われる。また、実は複雑性PTSDをもっておらず、PTSDだけの患者でもカメラアイの適応があるのではないかという話もあったりする。その為PTSD事態がカメラアイの引き金になっている可能性は否定できない。

 その中でまずは何故、解離性同一性障害が複雑性PTSDの患者になるのかという疑問点が生まれるだろうが、そこは割愛させていただく。次回のテーマで上げていこうかと思う。

 カメラアイは特異体質だが便利機能なのは間違いなく、では、その機能を使いたいと思う方も多いのではないかと考えられるが、この機能、絶対音感と同じく成人してからも訓練をすれば手に入れられる可能性があるという研究結果が出ている。しかし、このカメラアイを持ったからと言ってランダムにシャッターを切られるこの機能を使えるかと言われると微妙なものではあるので、絶対音感の様に必要だからというものでは無いことは確かだ。人の自由ではあるものの、訓練してまで身につける物ではなさそうと、俺は思うのだった。

 この考察では中々、人に聞くことが難しいし、まず、カメラアイに気付いているかすら分からない解離性同一性障害の方も多くいると思う。参考にしてくれるとありがたい。

※2024年3月11日: 考察の誤字を訂正しました。

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カメラアイと解離性同一性障害の考察」への1件のフィードバック

  1. カメラアイと解離性同一障害 素晴らしい分析だと思う。
    解離性同一障害、PTSD、発達障害などに、このような視点が、ほとんどの学者という人たちに
    欠けている。
    見落とすべきでない、とてもたいせつな考察を、ありがとうございました。

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