聴覚情報処理優位のDID
こんにちは。今回は再構成日記の特徴の1つ、聴覚情報処理優位型のASD、DIDについて、失語の俺、輝(てる)が書きます。よろしくお願いいたします。
まず、聴覚情報処理優位とは、視覚より聴覚での情報の方がスムーズに認知できるということです。要は目で見て確認より、声出して言う確認の方がスムーズって感じです。これにより、俺ら再構成日記には内界が無くなったり出来たりを繰り返していても、問題は多少あったものの、何とかなっていました。あるDIDの方のポストを朝に見て、俺は驚きました。
「内界の姿の声」と
「現実世界の声」が
違うらしい?
俺ら再構成日記は人格の存在を、何となく雰囲気で察知したり、他の人格からガヤみたいに割って入られたりした場合に察知する事が多いです。他者から人格名を呼ばれる事がアンカーとなる事も多いです。夫さんと話(俺はノートで筆談)の中で人格名を出されると高確率でその日中にその人格が登場します。
あとは外部アンカーがアニメキャラクターだったり、音楽だったり、役割だったりするのでその場の判断でアンカーを使ったりすることもあります。あえて、他の人格が他の人格名を呼ぶ事でグラデーションのように徐々に変わる事もあります。
何が言いたいかと言うと、
【脳内(内界)の姿でその声で話す事がほぼ無い、もしくは、現実世界の体の声と同じ】
という感じになります。だから、この体での会話に違和感がありません。再構成日記側のみんながよく言うのが
『喉で会話する』
です。記憶が引き継がれる事はありません。その為、再構成日記側には引き継ぎがあります。他の人格から他の人格へ引き継ぎをしてから交代する。秒速で引き継ぎをします。
内容は
現在の時刻(大雑把に昼とか夜とかでOKです)
現在の環境(何処にいるのか、家の中なのか外なのか等です)
現在の状況(何をしているのかです)
どうして交代が必要なのか(役割にしろ、その人格が疲れた等の理由を大雑把にです)
現在誰といるのか(夫さんか?1人か?外部の人か?等大雑把に)
こんな感じで引き継ぎがあります。アンカーを使用する際は引き継ぎを省く事もあります。大抵は問題無い支援者の前だったり夫さんがいることが多いので、その方々に聞いてね?となります。
これを他者依存型DIDと言うらしいです。環境依存型DIDとも言えます。
ちょっと脱線しました。
すいません。
聴覚情報処理優位の場合。
音が大きなアンカーになります。言葉や名前、話の脈略等。この体の声がかなり大きく人格を固定する為のキーとなります。話しているうちに、徐々にリトマス試験紙ように人格の色が濃くなって来る感じです。そして、いつの間にか、
「今、俺(私)じゃね?(じゃない?)」
見たいに突然なったりもします。不思議な物です。俺は失語で声のアンカーがありません。その代わりに視覚を最初は封じます。多分、俺はこの体が女性である事が耐えられないんだと思います。性別違和が凄く強いんだと思います。だから、少しでもこの体が移ると本気で脳内(内界)に帰ります。安定するまでは目を決して開けません。行動しても目を瞑った状態でします。家事もそうです。
安定したら、目を開けて状況確認をしていきます。目を開けられなかった時にこぼしたりしている所等を粛々と整理しながら、時間、場所、状況、他者の存在等を確認していきます。
正直、他の人格のように声や音のアンカーが欲しいと思う事は多いです。安定まで時間がかかります。30分以上は目を瞑って作業しますから、かなり大変です。でも、俺は声を出しません。不便を感じます。それでも、話したくない。嫌です。
筆談はかなりストレスになります。細かく書いても読んでくれなければ意味ありませんから。それでも、俺は無言を貫きます。
怖い、のかも知れませんね。
とにかく、聴覚情報処理優位型のDIDやASDは凄く稀のようなので記録として書かせて頂きました。
皆様の中でも
『私、そうかもしれない』
『聴覚に頼っているなぁ』
『音アンカーわかる』
等、共感していただける方、気軽にコメントをして下さると幸いです。
以上、最近名前を貰った輝より。
