美しき中世ヨーロッパの世界

 今回は私、堕姫が新しいパソコンで書いてみようと思うの。うふふ。私はね、紅茶が好きなの。美しい紅茶の風味に、季節ごとの果実を入れて、蜂蜜を入れて甘みを足すのもありね。もちろん、紅茶は茶葉から。ティーポットとカップを温めていただくのが基本。茶葉は専門店で仕入れて、そのときにあった茶葉をいれる。風味が変わるのよ。最初は何にも入れずにそのままをいただく。2杯目に旬な果実をいれていただく。フルーツティーは自分で作るものよ。薔薇やハーブを入れるのもいいわね。とても芳醇な香りになる。美味しいわ。最後に蜂蜜を足したり果実の皮を入れたりして美しく飲むの。ティーカップは小さいから三杯ぐらい普通に飲めるわ。今回の茶菓子はチョコレート。少し苦みのあるダージリンでいただく。ダージリンは果実との相性があまりよくないから、出来ればアールグレイの方が美味しく飲めるわね。今回のダージリンはミルクとも相性がいい、ブレンドティー。名前も“Good Morning”。朝の飲むにはとてもいい響きだわ。朝から紅茶を入れて飲むなんてなんて優雅なのでしょう。うふふ。

 今日は来客があってね、気合い入れてドレスを選んだわ。いつも紅茶を飲むときには、ドレスなのだけど、今回のは青い星を基調としたドレス。寒いからストッキングも履いているのだけれど、そこは薔薇のストッキング。薔薇と星、なんか滅茶苦茶に見えるかもしれないけど、案外可愛いものよ?是非試してみてほしいわ。

 美味しい紅茶に来客を呼んで、茶菓子を準備して、ああなんて優雅なパーティーなのかしら。ヨーロッパではこんなことが毎度繰り返されているのね。美しき文化。別に日本のお茶の文化を否定しているわけじゃないのよ?ただ、私には合わないだけ。私はイギリスの紅茶文化に憧れがあるのよ。美しい花の園に色とりどりの薔薇と、その薔薇を摘んで乗せた薔薇の紅茶。果実は新鮮なものを。市販で売っているフルーツティ―なんて品がないわ。自分でブレンドするからこそ価値があるのよ。しかも、そのとき旬なものを摘みたてのものを紅茶に絞り入れる。蜂蜜、ミルクはご自由に。暖かいうちにお飲みになって。素敵なお茶会にどうぞ、あなたも参加してみては?もちろん、ドレスコードは当たり前。芳醇な紅茶はこちらで用意するわ。ティーパックなんか使わないから安心してごちそうになって。

 これが私、堕姫の世界。美しき中世ヨーロッパの貴族のお遊び。

堕姫

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