命一ツ

心も体も一つの人は良い。
“自分の為”に生きられるのだから
裏の感情なんて知らない。
建前なんてどうでもいい。
一人で生きれるならそれが良いに決まってる。
私は残念ながら一つの体に複数の命がある
世界に来てしまったようで
自分の意志だけじゃなくて
“他の人”のことを考えなくてはならないらしい。
正直、私は寝るところがあり、
屋根があり、
必要最低限の自分の「餌」が
あればいい。
家と服と「餌」さえあれば良い

さっきお風呂で溺死しようとした
苦しくて出来なかった。
自分を殺すことほど
辛いことなんてないんだと
思い知らされた。
飛び降りようとしたこと
何度もある。
でも、結局生きてしまった。
手を切る自傷。
繰り返しても死ぬことなんて無いから
結局は無駄な足掻き。
傷ばかり増えて
職を無くすんだ。

生きてたって良いことないのは
知っていたさ。
でも死ぬことも
苦しいんだ。
どっちに転んだって
苦しいし
辛い事には変わりなくって
どうしても生きるには
酸素が足りない
足りない。
自分と向き合うには
パーツが足りない。

心が足りない。

ぐちゃぐちゃな迷路の先に
パーツはあるのか?
先の見えない場所に
パーツはあるのか?
心が泣いている。

足りないパーツを

探したくはないと。

命一ツ。
無くなったて良いじゃないか。
代わりは沢山いるんだから。
泣くぐらいなら。
忘れるぐらいが
ちょうど良い。

声出

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