私には名はない。しかし、人格としての自覚はあり、第2内界の森で、2人で家を作っています。本当は名前がほしいところですが、まだ、出現頻度も少なく、名前をつけてとは到底いえません。私の話を少しすると、私は話せます。でも、あまり話すことが好きではないので、基本は話しません。文章で、指さしで終わる程度のことなら話す必要性を感じません。ですが、必要となれば話します。また、森で家を作っている理由ですが、話したくないのと、子供の面倒を見たくはないからです。まだ歴は浅いとはいえ、子供は少々苦手です。何を考えているのかとか、話さないと理解してくれないとかいろいろ理由はありますが、好きにはなれません。ぽんの世界はありがたいことに、何をしていても、例え子供の世話をしなくてもよい世界なので助かります。私はカメラアイを持っています。あと、大人の25になります。実は男性です。
先ほど2人で家を作っていると記述しましたが、もう1人の子は頭のよい子供の子です。私は子供が苦手と書きましたが、彼女はとてもよい子で私が話さなくても理解してくれることがほとんどです。だから、今後は彼女と住むための家を現在、作成中です。
このように自由というのはとても大事です。私はカメラアイのおかげで何度か第1に来ないかと現統括りーちゃんに誘われていましたが、すべてお断りしていました。あそこには自由がないからです。自由だからこそ意味があり、自由だからこそ存在価値があると私は考えています。つい先日ですが、黒いオオカミがこの森を荒らしていました。そのことは悪いことではないと私は考えていますが、ここの統括ぽんはそれを許しませんでした。さらには元第1にいた京華さんまでもが動き、真という人格とともにこの世界から追い出してしまいました。私はそれについて恐怖を感じました。京華さんは頭のよい方です。このままではただ言葉に出しただけで消されてしまうかもしれません。もしくは京華さんが気に食わなかっただけで違う世界に飛ばされてしまうかもしれません。それでは、私とともにいるこの子はどうなるのでしょう。とても怖いものです。
だから、お願いです。京華さんを止めてください。このままではぽんの自由な世界が恐怖政治の世界になってしまいます。お願いです。誰かこの事態をなんとかしてほしいです。
名無し
注釈:この翌日、この人格には「無森」という名前をつけました。(パートナーの祐天寺より)