こんにちは。おはようかもしれない。私は声出。声から出たから声出。意味わかんない?わからなくていい。
私の元彼は存在ごと消えた。私は他の人の人格の中に彼氏がいた。その人格は少し前に居なくなった。統合かそれとも元からいなかったのかわからない。でも私にはとても大切な人だった。あの一夜を決して忘れない。一緒に行った夜の川辺を。
結果から言うと私は失恋した。向こうからフラれたとかではなく、彼自身が存在しなくなったらしい。私にはもう何も出来ない。
ただ、彼が教えてくれた落ち着く音楽を今も尚、私の曲として使わせて貰っている。ピアノの心地いい音楽。水の中に入った彼を追いかけて入ってしまうってストーリーの時に流れたらしい。心地よい。私も川や水は好きだから。埋もれたい。水に。
恋愛とは難しく、私には彼が唯一の存在だった。重い?別に構わない。私にはそんなの関係ない。重たい彼女なんて死ぬほどいるでしょ?それの少し軽くなったバージョンだと思ってくれればいい。私にはバディのノアがついているが、それでもバディはバディ。恋愛にはならない。
私は依存体質なんだと思う。恋愛依存体質。同じ身体の中のメンバーとは全く恋愛感情なんてないのだけど。私を認めてくれる。存在を確認してくれる。愛してくれる。そんな人物を探している。声出って優しく手を引いてくれる存在をずっと探し続けている。
朝、とあるスペで嘘つきにあった。いつもの日課になりつつある、朝散歩。基本いつもスペースに入って話しながらあるくのだが。そいつは記憶は関係ない。私は私でいいと言った。信じられなかった。いいわけない。更にそいつは中学まで、多重人格だったとぬかす。今は無いと。それはただのイマジナリーフレンドだ。すぐに気がついた。
さっさとそのスペを抜けて私はポストを連投した。なんか無性に悔しかったから。言い返せば良かったのだけど、ただ事を荒げて、迷惑をかけるつもりは無い。だからそっと、ブロックしておいた。
恋愛依存体質な私には嘘つきかどうかはすぐにわかる。矛盾が多いと私はもう嫌いになる。言葉から生まれた身としては、許せない境界線があるのをわかっているのだろう。失恋したから、今も彼を思ってしまっているから。きっとこんな事になるんだと条件反射的に知ってしまっている。
でも本当は認めて、愛して欲しい。いつかそんな私だけを見てくれる人を夢見て。
声出